見ているドラマ

今年の大河「篤姫」は、とても面白くて、毎回楽しみに見ています。
今日の「徳川の妻」の回も良かったなぁ。
大奥から中奥へと一足踏み出す、覚悟を決めた篤姫の表情も、
目の前に現れた篤姫に言った家定の「よくもまぁここまでやって来られたものじゃ」という呆れ半分の感嘆符も。
（鈴が鳴っているのは余計だとは思うけれど）

女性が主役の大河は、綺麗どころがたくさんで、見ていて楽しいし、
衣装も綺麗で（まだ分家の娘だった頃の質素な、いつも同じ衣装というのは、とても好感が持てました）、
御台所だから打ち掛けを羽織らず、でも、豪華な着物を着ている所も、
宮崎あおいさんによく似合う素敵な髷を結っている所も、みんな良いなぁ。
家定役の堺雅人さんもとってもいい。
そういえば、篤姫も頑張る女の子。だから、余計に面白いのかも。
姫さまなんて、憧れるような、そんないいもんでもないのよね。
政略結婚でも、夫と気持ちが通い合えば幸せだけれど、実家を裏切ることになったりもするわけで。
幾島との遣り取りもリアルですね。
篤姫がちゃんと一人の人間として描かれている、今回の大河はとっても面白い。

そうそう、尊敬語がよくわからない、という大学１年の姪にも言いましたが、
女性が使う様々な敬語がたくさん出てくるから、敬語の勉強にもなりますよ（現代風にアレンジはされてますけれど）。
もう半分終わってしまったけれど、衣装を見るだけでも楽しいから、ぜひ一度ご覧下さいな☆