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文化の秋? [きもの]

今年の夏は、身体の調子が悪くて大変でした。
でも、何かを始めたくて、文化センターでみつけた講座に申し込んでみました。
月に1回。三か月。だから、月謝も安いです。
すっかりおバカになった頭でついていけるかどうかわからないけれど、頑張ってみたいと思います。

で、ちょっと懐かしい日舞のことを思い出したりなどもして。
ちょうど、宝石屋さんで(まったく関係ないのですが)、着物の話で盛り上がったこともあり、
着物熱がまたあがってきました。
犬を飼うようになってから、浴衣以外は着ていなかったから、いきなりお太鼓は無理かな。
しばらくは半幅帯で着てみたいと思います。
(って、ほとんど半幅で済ませてしまう私ですが)

日舞をもう一度習いたいのですが、お師匠さんはもうお亡くなりになっていらして、
とりあえず、文化センターでの見学を申し込んでみました。
ただ、毎週になるので、これから寒くなる時期だし、ちょっと無理かな・・・。

その上、調子にのって、別の見学も頼んでみました。
こちらは月2回なので頑張ればなんとかなるかな。
といっても、初めての挑戦なのでどうなることやら。

どんな講座か書いてないから、読んでる人にはなんにもわかりませんね~(@_@;)
行ってきたら、報告するようにしますね。

衣更え [きもの]

今日は、旧暦の4月1日です。
そして、衣更えの日です(旧暦)。

衣更え-
 平安時代の宮中行事で、4月1日と10月1日に、夏服と冬服を着替えていました。
それが、明治に入って、学校や官公庁など、制服を着ている人たちの衣替えが6月1日と10月1日となり、
明治6年、太陰暦から太陰太陽暦に変わった後も、そのまま、6月1日と10月1日が衣替えの日となったものです。

でも、何故6月1日だったのでしょうね。
衣更えが複雑だった江戸時代の武家社会でも、5月5日からが、単の着物の季節で、
6月1日という数字がどこから来たのか、調べてみましたがよくわかりませんでした。

現代の着物の世界でも、衣更えの日は6月1日です。
でも、もう袷の着物では暑い日もありますよね。
最近は昔ほどうるさく言われなくなりましたから(普段着の場合)、
今日からは、暑い日に限って、長襦袢などを単衣物にしようかなと思います。
着物は木綿を着るので、とっくに単なんですけれどね。
(木綿物は、普通、単で作ります)

先日、浴衣帯で可愛いのをみつけて購入したのですが、
浴衣帯といいながら、かがってある袷の作りになっていて、
「(今から)もう締めてもいいんですよ」と言われました。
浴衣帯なのに? 確かに、単じゃありませんしねぇ。
しきたりが緩くなっているのは有り難いのですが、かえって混乱しそうです。

着物の世界では、6月と9月が、単の時期。
単の着物とは、袷の着物の生地の裏が付いていない物です。
7、8月は、薄物の時期で、単の生地とは全く違う物になります。
浴衣は、以前は7、8月に着る物と言われましたが、
6月後半には、お祭りがあったりして、着ている人も増えましたね。
帯や長襦袢なども、衣更えに準じます。気を付けてくださいませ。


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着物用半襟付き [きもの]

私が時々利用する着物のネットショップで、半襟付きスリップを共同購入をしました。
   有松鳴海絞り浴衣と着物 ゆかた屋」さん
肌襦袢と腰巻きが一体化したスリップなのですが、
半襟が付けられる形になっているものです。
その上、”うそつき”といって、替え袖(袷、単衣、夏物と3種類有り)を付けることができるから、
このスリップ1枚で、肌襦袢+腰巻き+長襦袢の役割をしてくれるのです。

今の時期はまだ寒いですから、
下着(肌襦袢+腰巻き、またはスリップ)+長襦袢でないと無理ですが、
4月下旬~10月初旬まで、特に袷の一時期に重宝する1枚なんです。
(東海地方での感覚になります)
6月1日の衣替えというのは、今の暦では少し遅いように思います。ゴールデンウィーク辺りはもう、暑い日もありますものね。
そんな時、このスリップがあれば、外から見える袖の部分はちゃんと袷なのに、
見えない胴体の部分は薄着にできる、という便利な品物なのです。
それに、単衣の時期は、6月と9月の2ヶ月間のみ。
着物を着始めた時には、とても単衣の長襦袢まで手が回りません。
でも、これなら、替え袖を単衣のものにするだけで、単衣の長襦袢を着ているように見せるjことができます。

但し、木綿やサマーウールなど、普段着の時だけです。
紬や小紋などの絹物は、かえって汗染みになる可能性もあります。
それと、礼装の時は、暑くても時期に合わせた着方をして下さい。
同じようなものに、半襟が付いている肌襦袢もあります。
どちらも、7・8月には、高級浴衣の下に来て、ちょっと着物風に着ることもできますよ。
ただし、高級浴衣とは、高い商品という意味ではなく、絹紅梅や綿紅梅、麻など特殊な浴衣のことを指します。
それに、半襟が付いていてもあくまでも浴衣。
着物と同じになるわけではありませんから、ご注意を。


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薔薇柄の帯 [きもの]

こんな帯を買ってみました。
 
綿の作り帯です。
洋服生地だと思うのですが、薔薇の柄という、私としてはちょっと思い切った模様のため、これまで購入を躊躇しておりました。
それが、セール品に入っていたので、挑戦してみようと思ったのです。
(ネットショップで購入しました)
思っていたよりもずっとシックで、これなら紬の着物にも締められるかもしれません。
綿の帯というのは、初めのうちはごわごわとして締めにくいのですが、これは作り帯だからそんな心配もありません。
まずは、綿の着物と合わせてみましょうか。

 「きものやさん」
  http://store.yahoo.co.jp/kimonoyasan/ (Yahoo!店)
  http://www.rakuten.co.jp/kimonoyasan/  (楽天店)
 「きものやさんコミュニティスペース」
  http://www.kimonoyasan.com/
   中谷比佐子さんのエッセイが読めます。

もう20年も前のこと。
当時、着物関係の本は、専門的なものが多く、
普段着を着るといった初心者用の本など、ほとんどありませんでした。
それに『着物のしきたり』ということがうるさく言われる中で、
中谷さんは「もっと気楽に着物を着ましょう」と提言されていらしたのです。
着物を着るときのいろいろなコツも、中谷さんの本で知りました。
普段にこそ着物を着たいと思っていた私に、勇気をくれた本です。
(もう手に入らないかもしれませんので、題名などの記載はしません)
今では、普段の着物は自由に着ることができるようになりました。
ちょっとしたコツが書いてある本もたくさん出ていますね。
浴衣の季節ももうすぐです。
着物を着たことがないという方、ぜひ今年の夏は浴衣からチャレンジしてみてくださいね。


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浴衣でスーパー [きもの]

暑い日々が続きますね。

昨日は浴衣でお出かけしたので、パチリ(いえ、近所のスーパーへ行っただけ)。
    
黒地雪輪の中に桔梗やなでしこ他の花柄 + 麻のリバーシブル半幅帯
この浴衣は去年購入したもの。
仕立て上がりのSサイズは種類も少なく、なかなか気に入る柄に出会えないのだが、これは早めに買いに行ったお蔭でみつけた。
近所のスーパーへ浴衣?と思われるかもしれないが、
スーパーというのは冷蔵庫の中にいるのと同じなので、外気温との差が激しく、寒がりの私には辛い場所のひとつである。
その点、浴衣は全身を布で覆っているため冷気が入りにくいから、体へのダメージが少ないのだ。
といっても浴衣は裸足なので、長時間いると足元から冷えてくるから、難しいところではある。

最近は、夏祭りなどで浴衣姿を見ることも増え、着物好きとしては嬉しい限り。
特に若い男の子の浴衣姿をよくみかけるようになった。
男性の着物姿はとても格好がいいと私は思う。
変に気負わず、昨日はジーンズ、今日は浴衣といった着方を若者がしてくれるのはとてもいいことだ。
若者が着物姿を自由にアレンジしてくれるお蔭で、
私たち世代も、戦後に作られたしきたりにとらわれることなく、普段着を楽しむことができるようになった。
だいたいが、洋服ならTシャツとジーンズでだって出掛けてしまう場所なのに、
着物だと小紋か紬でなければ駄目、ウールや木綿などはもってのほか、という方が感覚的には納得がいかない。
着物姿が街なかで浮いてしまうのは当然のことなのだ。
普段着なのだから自分が好きなように着たっていいじゃないかと考え、着続けてきた私にとって、
大手を振って着物を着られるようになったのは本当に有難いことである。


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有松絞り [きもの]

仕立て上がりを楽しみに待っていた有松絞りの浴衣が到着した。
有松へは何度か訪れたことがあるが、絞りの浴衣は買うのも着るのも初めて。
どんな着心地なのだろう。
 
この浴衣は、有松絞りの浴衣を多く扱っているネットショップのもの。
写真で見るよりは落ち着いた雰囲気で、思っていたよりは長く着られるかもしれない。
手にしてみると、見た目よりも重さがあり、綿の浴衣なのだな、と思う。
半襟、足袋を合わせて、着物風にも着られるということだが、
私の年齢だと、街なかへ着ていくのはちょっと無理があるかもしれない。
電車に乗って遊びに行く友人宅どまりかな。
さて、何の帯を合わせよう。どこへ着て行こう。
考えている時もまた楽しい。


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別のちくちく [きもの]

今日はベア作りはお休み。
何故なら衣替えだったから。
私は時々普段に着物を着る。
長襦袢は一足お先に単衣(綿麻)にしていたけれど、
半襟がまだだから半襟付けをした。

安いからいつも半襟を買いに行く量販店で、
絽ちりめんの半襟が売っていた(注:ポリエステル)。
真っ白の絽はなく、絽ちりめんしかない。
いいんだけどさ。単衣の時期だし。
でもなぁ、
1ヶ月しかない単衣の時期に着物を着る機会はそうそうない。
盛夏用の絽の上に単衣用の刺繍半襟をつけようと思っていたのに。
横着をしてはいけない、ということか。
結局、絽ちりめんをつけた上で(それでも2枚重ねはする)、
絽ちりめんの刺繍半襟を重ねてつけた。
私は衿芯などを使わないから2枚重ねでも大丈夫。
ところで、この「絽ちりめん」、
本によっては、単衣(6・9月)のみとか盛夏(7・8月)も良い、とかいろいろ書いてある。
お店の人に聞いても、答えはまちまち。
先程の量販店では、盛夏も良し、としているのかな。
「白は絽ちりめんしかないんですか?絽が欲しいんですが」と聞いたら、
(カラーの絽はあった)
「はい」と答えられてしまった。
雰囲気的には絽ちりめんではだめなのか、という感じ。
絽と絽ちりめんは付ける時期が違うと聞いていた私は、心の中でうなったのだった。
細かく分かれて難しくなるよりは、簡単になっていく方が良いのだけれど・・・
まぁ、いいか。普段着だし。
昔と違ってお直しおばさんは今はほとんどいないから。

たかが半襟。
つけただけで、ベアはお休み?と思った方。
実は私はお針仕事は苦手です。
でも、手芸は好き。クロスステッチ刺繍も好き。
そんな私を見て、妹は不思議そうに言った。
「針仕事嫌いなのに、半襟付けはいいの?」
「嫌だよ。でも、付けないと着られないもの。仕方ないさ」
針仕事は苦手。
でも、半襟は付ける。
テディベアも作る。
明日は頑張ろうっと。


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