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東京の続き-「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」 [つれづれ]

2泊3日で行った東京。
最終日は、上のの国立博物館で「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」を観てきました。
ホントは、上野駅構内にあるスヌーピータウンへ行ったのですが、せっかくだからと、改札を出ることにしました。

今回の目玉は、何と言っても日本初公開となる「受胎告知」。
ダ・ヴィンチ展とは別に、この絵だけ展示してある部屋があり、それを観るためには、長い行列で待たなければなりません。
日曜日の9時半過ぎでしたが、この時は50分待ちでした。
でも、それだけ待っても観る価値のある画でした。
驚いたのは、部屋に説明書きなどいっさいなかったこと。音声ガイドがとても役立ちました。
部屋の中も凄い人。とにかく流れに合わせて歩き続けなければなりません。
それでも、少しでも近くで見られるよう、最前列に行ける行列に並んで、順番が来るのを待ちました。
有名な絵画というのは、それだけ多くの人々を魅了してきたわけで、
確かに、迫力とその荘厳さは想像以上のものでした。
マリアの青い服(聖なる天上の色)は、美しく清らかで重厚で。
大天使ガブリエルの羽根は、リアルなのに生々しいわけではなく、力強くて。
空気遠近法(遠い景色は、水滴のヴェール=水蒸気を多く重ねて見えるので、青みが増す)で描かれている、遠くの山々は、夢のようで、世界の広がりを感じさせて。
この画を、20歳そこそこで描いたなんて、とても驚きです。
彼にとって絵画とは、自然の真理を探求した成果を発表する場だったのだそうです。
だからこんなにもリアルで、迫力があって、美しいのですね。
でも、ご本人は小学校へ行っていないことが、とてもコンプレックスになっていたのだとか。
ちょっと意外でした。それとも、それがバネになっていたのかも。
そうそう、他の展示でも、音声ガイドは大活躍でした。

上野駅の構内でお昼を食べた後、テディベアショップを2軒回りました。
六本木にある「ザ・テディベアショップ」へ行くため、
初めて麻布の街を歩き、これぞ東京!!という、タクシーと外車しか走っていない道路にびっくりしました。
実は、この日、激しい雷雨があったそうなのですが、
幸いその時間は博物館の中だったので、傘を差したのは駅に向かうまで、それも普通の降りの雨でした。
誰かに行っておいでと背中を押されるように出掛けていった東京は、3日間とても楽しかったです。
さて、これからまたおこづかい貯めなくちゃね。いっぱい使ってきちゃったから。


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