天まで届け [創作]
ふとした瞬間に恋しい人の面影がよみがえる
野菜を切っている時
洗濯物を取り込んでいる時
本を読む手を休めた時
ほんの一瞬のことなのに
それはとても鮮明で
私を包む空気を変える
はっと我に返ると
待っているのは辛い現実
その虚無感に
足元から崩れ落ちそうになる
何故あなたはいないの
いつになったらまた会えるの
一瞬だけの逢瀬では
辛すぎる・・・
あら、今日は大丈夫みたい。
言葉では難しい感覚の世界。
すり抜ける実態のないもの。
でも届いてしまう息遣い。
苦しいのか、淋しいのか、自分でも分からなくなる時。
這い上がることのできない、別の何処かへ、落ちてゆく感覚。
逢いたい・・
by 紫草 (2006-06-02 21:18)
紫草、ようこそ。
コメントありがとう。
想いは同じ、なのですよね・・・
by natu (2006-06-04 09:14)