「斎姫異聞」 [本]
先日紹介した「彩雲国物語」はティーン向け文庫なので、とても読みやすい作品です。
中学生の頃からコバルト文庫に代表されるティーン向け文庫はよく読んでいましたが、
さすがにこの年になるとついていけないものも多いため、今はほんの数シリーズのみとなりました。
もともと時代小説が好きなので、ティーン小説でも時代物をよく読みます。
その中から1冊を。
宮乃崎桜子さんの「斎姫異聞」シリーズです。
現在は、第2部「斎姫繚乱」シリーズとなっています。
時は平安時代。
神の子として不思議な力を持つ皇女・宮が、位は高くはないものの、仏に守られた聖結界を持つ義明のもとへ降嫁したのは、理由があってのこと。だから降嫁したとはいえ、夫婦とは名ばかりの生活を送っている。
京を跋扈する魔物を退治するために、1人立ち向かおうとする宮。密かに宮を愛する義明は、宮を守るために、共に闘う。
様々な魔物が現れるなか、この世をくつがえそうとする夜の世界からやってきた美しき香久夜。
彼女はかつて愛し合った男の生まれ変わりを探し続けていた。その男が義明ではないかと信じる香久夜は、彼の魂を夜の世界へ連れて帰ろうとする。
香久夜の登場で、義明に対する自分の心の変化にとまどう宮。
さて、これからどうなっていくのでしょう。
う~ん、あらすじって難しいですね。もう長いシリーズですし。
もう20冊以上ですか、出ています。
でも、ティーン向け小説ですから、あっという間に読めるのではないでしょうか。
平安時代がお好きならば、特にお勧めです。
2006-04-20 13:43
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コメント(2)
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natuさん、おひさです~「斎姫異聞」おもしろそうです~
はまりそうだな・・・読もうかな。
最近、ゆっくり本屋さんを物色する時間がなくて・・・さみしいです。
by MIMEI (2006-04-20 16:59)
MIMEIちゃん、お久~。仕事頑張ってるね、きっと☆
「斎姫」シリーズ、長い作品だけれど、1冊1冊はすぐ読めるから大丈夫。
気分転換に読んでみてね♪ 途中抜けてるけれど、ある分だけ貸そうか? 紫草のところに1巻があるんじゃなかったかな?
春休みに会えなくて残念だったよ~。夏休みなら、会えるかなぁ。
by natu (2006-04-20 21:24)