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伊良湖岬・続き [お出掛け]

続きです。

翌日は、『恋路が浜』へ行きました。
1㎞ほど砂浜が続いていますが、ここは遊泳禁止です。遠浅ではないからです。
時には、椰子の実が流れ着くこともあるとか。
 ♪名も知らぬ~遠き島より流れ寄る椰子の実一つ
の歌は、この地を訪れた友人から話を聞いて、島崎藤村が書いたものです。
 
すぐ近くで漁船が漁を終えて港へ帰ってゆきます。
 
これは、なんでしょう。黒い蝶?
 
こんな貝が、山のように打ち上げられています。
波の音を聞いていると、とても心地よいですね。
肌が焼けるのもかまわずに、ぼ~っと波打ち際で波の音を楽しんでいました。
ほっといたら、何時間でもいるでしょうね。さすがに、家人に「行くよ」と言われてしまいました。

この近くには、『伊良湖東大寺瓦窯跡』があります。
鎌倉時代、東大寺を再建した時の瓦を焼いた跡です。
何故、渥美なのかしら。鎌倉にも奈良にも遠いこの地で焼かれた瓦が東大寺の屋根にあったなんて、とても不思議です。
家人は一言、「船で運んだからだろう」
勿論そうなのですが、船で運べる地ならば、どこでも良かったと思うのに。
窯跡の隣には初立ダムがあります。窯跡からも見えた風車をぱちり。
風力発電用の風車です。ここはこの1本だけ。
 
この日も強い風が吹いていたのですが、冬はさぞ寒いだろうなぁ・・・(寒いの、嫌い)

帰り道、岡崎で、旧東海道の松並木が残っているというので、連れて行ってもらいました。
 
今は舗装されて、車が通っていますが、
松の枝振りを見ていると、なんだか江戸時代にタイムスリップしそうです。
行き交うたくさんの旅人を、当時もこんな風に見守ってくれていたのかな、と温かな気持ちになりました。

旅行へ行くと、あそこもここも見たい、とつい欲張ってしまうのですが、のんびりとしたこんな旅も良いですね。
久しぶりに聞いた波の音が良かったなぁ。
私の属性は”水”なので、水の近くにいると、とても穏やかな気持ちになります。寒くなる前に、もっと近い知多でいいから、波の音を聞きに行こうっと。

 


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